不登校になった中学生の家での過ごし方を解説!おすすめする5つの方法
我が子が不登校になると親は慌てます。
中学生は心身共に思春期を迎える大事な時期なので、親は何とか我が子を登校させようと焦るでしょう。
なぜそうなるかというと、不登校になったら子供の将来が閉ざされてしまうと心配するからです。中学校へ行きたくないなァと思い始めたら、まずこの親の気持ちを受け入れてください。それでも中学校へ行きたくないと思ったら、不登校を選ぶのも一つの選択です。
大事なことは、自分で不登校を決めるということです。親のせいにしたり、他人のせいにしないで、自分で不登校を決めたということをしっかり自分で認めること。
つまり中学生にして、自分の人生における大きな決断をするのです。これは今後の生き方にとって非常に重要です。まだ中学生なので、自分で自分の生き方を選んだのですから。これはたいしたことなのです。否定的に考えるのではなく、肯定的にとらえましょう。
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登校をこのように考えることにより、その後の家での過ごし方が変わってきます。このような考え方を踏まえた上で、不登校になった場合の家での過ごし方を5つご紹介しましょう。
1.自分の時間割を作る』
不登校になると1日24時間、自由になります。本来なら朝8時から夕方5時頃まで中学校での生活があります。不登校になると、その時間がフリーになります。フリーの時間をいかに有効活用するかによって、家での過ごし方が違ってきます。
最初の1週間は朝寝坊しても、昼過ぎまで寝てもかまいません。ゆっくり身体を休めて、布団の中でこれまでのことを色々考える時間にしましょう。そしてこれから何をしようかなァとゆっくり考えてください。
やりたいことがある人、見つかった人は、すぐに朝寝坊をやめましょう。やりたいことに向かって、自分なりのスケジュールを組み立ててください。重要なポイントは、何も考えずにダラダラ1日を過ごすのではなく、自分で自分の時間割を作ること。
2.『昼夜を逆転させない』
1日24時間がフリーになると、昼夜逆転の生活になりやすいです。
気をつけたいのは昼夜逆転の時間割を作らないこと。なぜダメかというと、家族との生活時間がずれてしまうからです。子供が昼夜逆転の生活になってしまうことを親は一番心配します。
そうすると親は毎朝、起きなさいと声をかけるようになり、もめることになります。家庭内を落ち着かせるためにも昼夜逆転はやめましょう。
3.太陽の光を浴びる
もう一つ昼夜逆転がダメな理由があります。太陽の光を浴びなくなるからです。
太陽が出ている時に寝ていて、太陽が沈んだ夜に活動するのですから当然ですね。でも太陽光には人間の身体をコントロールするパワーがあるのです。
太陽光を浴びると脳内にセロトリンという神経伝達物質が生み出されます。セロトリンは人間の心をプラスにする働きがあると言われており、マイナス志向に陥るのを防いでくれます。
中学校で不登校になると落ち込みやすくなりますが、毎日散歩をして太陽の光を浴びると考え方がプラス志向になり生きるパワーが生まれるのです。だから昼夜逆転の生活をするのはダメなのです。
4.興味のある勉強をする
昼夜逆転の生活を防げたら、自分の興味のある勉強をすることが大事です。
趣味のことでもいいので、自分が以前から興味を持っていたことをもっと深く勉強してみてください。例えばスポーツが好きだったら、スポーツのことを。アニメが好きだったら、自分でアニメのストーリーを考えてみるなど。そして1日の時間割を組む時に、勉強したいことを中心に組み立ててください。
もし興味のあること、やってみたい勉強が見つからない時は、家の手伝いを1つ見つけましょう。掃除でも洗濯物を干すことでも何でもいいから、まず1つだけ家事をやると時間割に書き入れてください。慣れてきたら2つ、3つと増やしていくのです。気付いた時は家事の専門家になっているかもしれませんよ。
5.通信講座やフリースクールを活用する
人間は何もしないと何かをしたくなってくる動物です。例えば人里離れた山小屋に閉じこもっているシーンを想像してください。きっと外へ釣りに出かけたり、街へ下りてショッピングしたくなることでしょう。じっとしていられないのが人間です。
もし閉じ籠もっているのが退屈になったら、通信講座やフリースクールの資料を取り寄せてください。興味のある科目がなくても何かをやろうという気力が湧いてきます。そうすればやり甲斐が生まれるでしょう。
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